Turning Curiosity into Connection. 「なんだか楽しそう」から、会社を知る

会社案内は、会社を説明するためだけのものではない。その会社で働く人や仕事、空気まで伝わり、「ここで働いてみたい」という気持ちを生み出すもの。TIDE DESIGNでは、日産車体コンピュータサービスの会社案内リニューアルにおいて、企画構成からアートディレクション、デザインまでを担当しました。今回、特に意識したのは、採用活動などで初めて会社を知る若い世代とのコミュニケーションです。ITやシステム開発という仕事は、専門性が高く、仕事内容やその魅力が一見しただけでは伝わりにくい領域でもあります。そこで、会社の情報を一方的に説明するのではなく、ページをめくった瞬間に「なんだか楽しそう」「この会社、ちょっと気になる」と感じてもらうことからコミュニケーションを始めました。誌面では、イラストとインフォグラフィックを積極的に活用。事業内容や仕事の仕組み、会社の特徴など、文章だけでは難しく感じられがちな情報を整理し、視覚的に理解できる構成へと再設計しています。数字やデータも単なる情報として並べるのではなく、グラフィカルに表現することで、会社の規模や働く環境、仕事の広がりを直感的に感じられるよう工夫しました。ページごとに情報量とビジュアルのリズムを変え、最初から最後まで「読まなければならない会社案内」ではなく、「思わずめくりたくなる会社案内」を目指しています。また、親しみやすいイラストレーションを随所に配置することで、IT企業が持たれがちな少し硬質な印象をやわらげ、その先にいる“人”の存在が感じられる世界観をつくりました。企業としての信頼感や技術力をしっかりと伝えながらも、それだけで終わらせない。「どんな仕事をしているんだろう」「どんな人たちが働いているんだろう」「自分がここで働いたら、どんな未来があるんだろう」そんな小さな興味が次のページへ、そして企業への共感へとつながっていく。情報を伝えるだけではなく、会社と人が出会うきっかけをデザインする。若い世代と日産車体コンピュータサービスとの最初の接点となることを目指した、会社案内のリニューアルプロジェクトです。

Client: 日産車体コンピュータサービス

Art Direction: TIDE DESIGN

Design: TIDE DESIGN