Designing a University Guide That Speaks to the Digital Generation 大学の魅力を、今の高校生へ届く情報へ


大東文化大学の学校案内パンフレット制作において、タイドデザインではアートディレクション、誌面デザイン、イラスト制作を担当しました。本プロジェクトで目指したのは、大学の情報を網羅的に伝える冊子ではなく、高校生が「この大学で学ぶ自分」を具体的にイメージできるコミュニケーションツールをつくることでした。進学先を検討する高校生は、SNSやショート動画など、短時間で情報を取得することに慣れたデジタルネイティブ世代です。そのため、情報量を増やすのではなく、「知りたいことがすぐに見つかる」「直感的に理解できる」情報設計を重視しました。誌面全体では、複雑な大学情報を整理しながら、読み進めるほど大学の魅力が自然と伝わるストーリー構成を設計しています。巻頭では、学びの特色や大学の魅力を一目で把握できるイントロダクションを展開。その後も、学生生活がリアルに伝わるキャンパスライフ紹介や、「数字で見る就職力」など、高校生が進学先選びで特に関心を持つ情報を、イラストや図版を交えながら分かりやすく可視化しました。親しみやすいイラストや誌面内のビジュアルは、大学の温かな雰囲気を伝えるとともに、多様なコンテンツを軽やかにつなぐ役割を担っています。また、タイポグラフィや余白設計、色彩設計まで調整し、多くの情報が掲載されていてもストレスなく読み進められる誌面を目指しました。情報を整理するロジックと、若年層の感覚に寄り添うビジュアル表現を融合させることで、「伝わる」学校案内としました。大学案内とは、学部や制度を紹介する冊子ではなく、未来の学生との最初の接点です。タイドデザインは、情報を見やすくまとめるだけでなく、「ここで学びたい」という期待や共感を育む体験としてデザインすることで、大東文化大学の魅力を次世代へ届ける学校案内を制作しました。

Client: 学校法人 大東文化学園

Art Direction: TIDE DESIGN

Design: TIDE DESIGN

Illustration: TIDE DESIGN

Photographer: Kohei Okuda

Printing: DNP