Drawing the Future with Every Color. 子どもたちの個性を未来へつなぐ15周年ロゴ

子どもたちに夢や発見を届け続ける「キッズステーション」。開局15周年という節目に制作されたアニバーサリーロゴマークのデザインを、タイドデザインが担当しました。私たちが着目したのは、子どもたちが初めて世界と出会う道具のひとつである「クレヨン」です。クレヨンは一本一本が異なる色を持ち、それぞれが独自の魅力を放ちながらも、決してその色を失うことはありません。その姿を、子どもたち一人ひとりが持つ個性や感性、可能性になぞらえ、ロゴマークのコンセプトへと昇華しました。デザインでは、15周年の数字をクレヨンの柔らかなフォルムで構成し、描くことの楽しさや自由な発想、手のぬくもりを感じられる表現を採用。鮮やかな色彩は、子どもたちそれぞれが持つ純粋な感情や好奇心を象徴しています。大人になるにつれて価値観は混ざり合い、時には自分らしさを見失うこともあります。しかし、子どもたちの色は誰かに染まるものではなく、それぞれが唯一無二の輝きを放っています。その「混ざらない色」を大切に育んでほしいという願いを、一本一本のクレヨンに込めました。また、テレビという枠を超え、子どもたちの成長に寄り添い続けるキッズステーションの存在そのものを、未来へ向かって描き続けるキャンバスとして捉えています。ロゴは単なる周年記念のシンボルではなく、これまで積み重ねてきた15年間への感謝と、これから出会う新しい世代へのメッセージをつなぐコミュニケーションデザインとして機能しています。企業やブランドの節目には、過去を振り返るだけではなく、未来への意思を可視化する役割があります。この15周年ロゴマークもまた、子どもたち一人ひとりの「自分だけの色」を大切に育みながら、次の物語へと歩み続けるキッズステーションの想いを、シンプルで温かなかたちとして描き出しました。

Client: Kids Station

Art Direction: TIDE DESIGN

Design: TIDE DESIGN