The Warmth of Wood, Crafted into Identity 木の温もりを、手描きの文字とWebへ

木には、一つとして同じ表情がありません。木目や節、色合い、手触り。それぞれが異なる個性を持ち、使い込むほどに少しずつ表情を変えていきます。一点一点、使う人や空間に合わせたオーダー家具をつくり続ける「SOUI WOOD WORKS」。TIDE DESIGNでは、そのブランドが大切にする手仕事の温もりと、自然素材から生まれる有機的な美しさを伝えるため、ロゴマークからコーポレートサイトまで、一貫したアートディレクションとデザインを担当しました。目指したのは、整いすぎたものではなく、人の手の気配が感じられるデザインです。ロゴは、家具職人が木と向き合い、その個性を見極めながら削り、磨き、一つの形へと仕上げていく姿をイメージし、ブランド名を一文字ずつ手描きで制作。カリグラフィをベースに、あえて均一に整えすぎず、線の揺らぎや筆圧、文字のリズムを残すことで、SOUI WOOD WORKSの家具が持つ柔らかさや温もりを表現しました。コーポレートサイトでは、その世界観をデジタルへと拡張。主役はあくまで家具そのものと考え、木の質感、美しい佇まい、職人の仕事が自然に伝わるよう、写真を大きく生かしたシンプルな構成と余白のあるデザインを採用しました。画面をスクロールする時間そのものが、ショールームをゆっくり歩きながら家具と出会っていくような体験になることを目指しています。大量生産では生まれない、わずかな違い。その違いこそが愛着となり、長く使い続けたいという気持ちにつながっていく。そんなオーダー家具の思想を、手描きのロゴからWebサイトまで一つの世界観としてつなぎました。家具をつくること、文字を描くこと、そしてWebで伝えること。手法は違っても、そこにあるのは素材やつくり手と丁寧に向き合い、その魅力を引き出すこと。木の温もり、人の手の跡、暮らしの中で育っていく家具。そのすべてをブランドの「らしさ」へと紡いだデザインです。

Client: Soui Wood Works

Art Direction: TIDE DESIGN

Design: TIDE DESIGN

Frontend Engineer: Copit Planting