Designing a Culture of Smiles 笑顔から組織を変えるインナーブランディング

「何のために働くのか。」その答えは、人それぞれ違っていていい。けれど、その先に「笑顔」があることは、きっと誰もが願っていることです。TIDE DESIGNは、パーソルグループが掲げているブランドタグライン「はたらいて、笑おう。」を組織の中へ浸透させるためのインナーブランディングプロジェクトにおいて、ロゴマークのアートディレクション&デザインを担当しました。このプロジェクトで目指したのは、企業理念を一方的に伝えるシンボルではなく、社員一人ひとりが日々の仕事の中で自然と立ち止まり、自分自身に問いかけられる存在をつくることでした。「今日は笑顔で働けているだろうか。」「自分が目指す働き方とは何だろう。」そんな小さな対話が生まれることを願い、軽やかさと親しみやすさを大切にしたデザインを追求しています。ロゴマークは、バッジやステッカーとして身につけたり、デスクやPCに貼ったりと、日常のさまざまなシーンで自然に目に入ることを想定して設計しました。会議の前や休憩中、何気ないコミュニケーションのきっかけとなり、「はたらいて、笑おう。」というフィロソフィーを、言葉だけではなく体験として共有できる存在を目指しています。インナーブランディングは、派手な広告のように目に見える成果がすぐに現れるものではありません。しかし、小さな共感や会話の積み重ねが、やがて組織の文化となり、一人ひとりの働き方やチームの空気を少しずつ変えていきます。だからこそ私たちは、ロゴを「飾るためのマーク」ではなく、「人と人をつなぐコミュニケーションの起点」としてデザインしました。ブランドとは、企業が発信するメッセージだけでつくられるものではなく、そこで働く一人ひとりの想いや行動によって育まれていくものです。TIDE DESIGNは、このプロジェクトを通して、デザインには人の気持ちを動かし、組織の未来を少しずつ変えていく力があることを、あらためて実感しました。働く時間が、誰かの笑顔につながる時間になるように。その想いを、一つのシンボルへと込めています。

Client: Pasol Temp Stuff

Art Direction: TIDE DESIGN

Design: TIDE DESIGN